こんばんは!色と光の造形教室主宰 小林亜衣子です。
5月9日のzoomでフォルメン体験は参加者さんのご希望で、初のzoom濡らし絵体験になりました。
小学2年生の女の子、cさん。
濡らし絵は初体験です。
zoomでどのぐらい伝わるのか
私自身もはじめてのことにドキドキ。
どのくらいお子さんの集中力がもつのか
最後まで飽きさせず楽しんでもらえるのか。
シュタイナー教育で使う
水彩絵の具は
濃い原液の状態で販売されているので
前日に、お母さんにLINEで
絵の具の作り方を動画でお伝えし
絵の具を作っておいていただきました。
水彩のお道具はこんな感じ。
ワトソン紙という水に強い紙
筆幅2センチくらいの水彩筆1本
スポンジ
水入れ
絵の具
ぞうきんです。
2年生は、まだまだファンタジーの世界にいきている期間です。
ただ、世の中にはきれいなものだけでなく
善と悪が存在することをわかってくる時代でもあります。
なので、わかりやすい悪者が登場するイソップ物語や、実際の人物のおはなしをします。こんな素敵な大人がいるんだ!という憧れをもってもらい、人間への興味を深めるためです。
そのおはなしの中から伝えたいメッセージを色とリンクさせて、描いてもらうのです。
おはなしをするときは、
今から特別な時間であることを知らせる
グロッケンという楽器をならし、
蜜蝋蝋燭に火をともします。
これが、とってもよかった!
みたこともないお道具や、
蝋燭の火を興味津々でみていてくれました。
おはなしは
北風と太陽。
知っているおはなしだけど
画面の火をじーっとみながら、最後まで耳をすませてくれてました。
私の誘導をみながらママに手伝ってもらいつつ、はじめての濡らし絵。
紙をたっぷりとスポンジを使って両面濡らします。
子供は、この作業がみんな大好き!
とくに低学年の子は水遊びが楽しくてたまりません。
濡らし絵の特徴は
紙を水でたっぷり濡らして、
そのうえに
一色ずつ塗って、
紙の上で色を混ぜます。
パレットでは混ぜないのです。
水の力で、思いもよらぬ色の混ざりかたをするのを楽しんでもらうためです。
自分の思い通りにはならない偶然の
色のゆらぎ、
これはこれで美しいと受け止める
心の成長を助けてくれるのです。
赤色は旅人、後ろから青色の冷たい北風がふきつけます。
前からはぽかぽか太陽の光。
赤と黄色がまじって、あたたかいオレンジがうまれます。
楽しんでもらえたようで、
レッスンが終わったあとも、
また遊びたい!と
ママにおねだりしてたそうです。
そんな声をきくと、とってもうれしいですね。
cちゃんの作品をママが写真を送ってくださいました。
美しい~
6月から本格的なレッスンを始める予定です。
5月は、zoomでのフォルメン体験、または濡らし絵体験リクエストを1000円+税で受け付けています。
今のところ、
18日(月)16:30~17:00(1名)、17:15~17:45(1名)受け付け中。
ご希望の方はmoushikomi@hug-i.co.jp
小林までご連絡ください。
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