こんにちは!
シュタイナーをベースに学ぶ
『色と光の造形教室』主宰 小林あいこです
今回はシュタイナー教育で使われている
濡らし絵・にじみ絵という手法について
簡単に説明しようと思います
まず最初に濡らし絵、にじみ絵は
内容は同じなのです
◆濡らし絵とは?にじみ絵とは?
紙を水につけて一色ずつ
絵の具をのせることでじわじわにじみ
そのにじみ具合を楽しむ技法です
◆色の使用は6色のみ
シュトックマー社の透明水彩絵の具
赤、青、黄色
この3つを基本に使用し
ここにオレンジ、ゴールド、深い青がはいり
6色ですべての色を作ります
たったこれだけで
たくさんの色彩が生まれることを
体感していただきます
1、2年生の作品
◆なぜ濡らし絵をするといいの?
現代人は忙しいため呼吸が浅くなり
深呼吸の仕方を忘れている人が多いと言われています
水をさわると私たち人間は
身体がゆるむようになっています
その水の力を借りて
さまざまな色が滲んでいく様は
葉っぱや木がゆれる音
そよ風のようなゆらぎを
身体に感じ
自然の中にいるのと同じように
リラックスし
筆を動かしていくうちに
自然と呼吸が深くなります。
さらに美しい色が
身体を活性化させる働きがあり
瞑想と同じような効果があると
言われています
◆なぜ、お教室に通う必要があるの?
お水をたくさん使うので
ご家庭で実際やってみると
濡れないように
ビニールシートを準備したりあらったり
後片付けが大変で面倒くさい!!!!
お教室では
そういった面倒くささがなく
思いっきり芸術体験を楽しめます。
そして専門知識を持った先生が
子供たちの成長・発達にあわせて
心の成長を促す課題を提供できます
濡らし絵のなかで
子供たちは
色のもっている感情を動かす力
善悪の心
世界はどのようにできているのか
動物や植物の生態をまなび
人間とのかかわりはどのようにしていくのか
など‥
学校教育では補いにくい
心の教育を担うだけでなく
身体の使い方をしり
呼吸の整え方を学ぶことで
自分軸をしっかりと形成することができ
自己肯定感が上がっていき
子供の将来にとって
良い土台作りにつながることができます